ディアエヴァンハンセン

 

映画『ディア エヴァンハンセン』をついに観た。

 

(ネタバレあります)

映画 アニー みたいにミュージカル風?のもので

 

Spotifyで曲だけ知っていた。

 

『You Will Be Found』

『A Little Closer』

という曲。

 

 

 

主人公の学生エヴァンは精神病(うつ病?不安障害?)を患っている子で、学校でも孤独を感じ、仕事が忙しく留守が多い母親(シングルマザー)のため家でも孤独を感じていた。

 

孤独ゆえに、愛されたいがためについた嘘がどんどん取り返しがつかなくなっていく……

 

 

冒頭シーンで、

 

「その腕、どうしたの?」

 

「ああ、木から落ちたんだ。」

 

 

そう言っていた腕のケガ。

 

 

しかし、本当は 高い木から 自ら飛び降りて、命を絶とうと思って失敗したケガだった。

 

私的に1番辛かったシーンは、エヴァンが母親にこのことを伝えた場面。

 

「木から落ちたんじゃない。自分の意思で木から手を離した。」

 

「あなたがそこまで辛い思いをしていたなんて。そこまで追い詰めていたなんて…」

 

案外、近くにいる人も気づかない。

言わないと、もしくは事が起きてから、やっと気づく。

 

 

エヴァンがついた嘘は取り返しがつかないし、色んな人の信用を失ってしまった。

でも、そこでしっかりと真実と向き合って、逃げずに自分なりに前に進んでることがすごい。

 

なんとかなる。

少しずつ進めば、なんとかなる。

 

そんな事を伝えてくれるような映画だった。

 

観れてよかった。